七帝戦(八大戦)

8月18日~24日 (開催校:大阪大学)
会場:大阪大学吹田キャンパス


3勝4敗 4位

8月18日(日)

京大

×

17

( 8-11 ,  9-13)

24


名古屋大

8月19日(月)

京大

×

22

(11-13 , 11-13) 

26

大阪大

8月20日(火)

京大

27

 (14- 6, 13-11)

17

×

東北大

8月21日(水

京大


27

(12- 9 ,15- 7)

16

×

北海道大

8月22日(木)

京大

×

22

(12-12 ,10-13)

25

東京大

8月23日(金)

京大

28 

(14- 6 , 14- 8)

14

×

神戸大

8月24日(土)

京大

×

22

(14-13 ,  8-10)

23


九州大

京都大 17-24 名古屋大
(前半 8-11、後半 9-13)

 八大戦初戦は昨年敗れている名古屋大学との試合でした。
 前半開始早々、佐藤一のプレーが遅延行為の判定を取られ5人での攻防となりますが、1回生キーパー國吉のファインセーブが光り、浅井のポストシュート、正木のロングシュートで前半5分まで2ー1と上々の立ち上がりをします。しかしここから警戒していた相手エースとポストの激しい1対1に対して警告と退場がかさんでしまい、相手にリードを許し続ける展開でゲームが進行していきます。それでもエース正木の連続得点や田中の速攻、佐藤一のサイドシュートで粘りを見せ、前半20分には8ー8の同点に追いつきますが、その後の正木の2回の退場が響き、8ー11で前半を折り返します。
 後半開始2分、3回目の退場で正木が失格となってしまいます。これで一気に相手に流れを渡してしまい、ディフェンスの要でもある正木が抜けたことで後半10分までに12ー18と6点のリードを許してしまいます。その後ミスも重なって流れを奪えないままゲームが進み、後半終了間際に2連取して意地を見せますが、最終スコア17ー24で敗れました。
 今回のゲームでは相手のエースとポストがキーマンであることは試合前から分かっていましたが、途中でディフェンスを修正しきれなかったことが大きな敗因でした。また、オフェンス面でもディフェンス面でも正木に頼り過ぎている部分が多く、これからの試合は控えも含めて選手全員が自覚をもって取り組んでいく必要があると思いました。

京都大 22-26 大阪大
(前半 11-13、後半 11-13)

 八大戦2試合目はリーグ戦でも何度も戦ってきた大阪大との試合でした。
 試合開始早々に相手エースにロングシュートを決められ先制を許すと、そこからは両チーム点の入らない時間が続きました。前半3分に佐藤一がペナルティスローを決めてチーム初得点をとり、正木のロングシュートも決まって連続得点となりました。その後は点をとってはとられつの展開でなかなか差がつきませんでしたが、前半20分、相手に連続得点を許し7-9と2点ビハインドとなったところでタイムアウトをとりました。タイムアウト明け、浅井、佐藤一、依田の3連続得点で逆転しましたが前半最後の5分で再逆転され、11-13で折り返しました。
 後半は正木のロングシュートが決まり先制するも、その後はなかなかシュートが決まらず、相手に速攻をかけられ後半10分までに5点差をつけられました 。残りはこちらの連続得点も2度ありましたが、交互に点をとりあう展開となり、結局22-26で敗れてしまいました。
 この試合はミスが比較的少なく、その点では評価できますが、それでも勝利を掴むことはできませんでした。これはシュート決定率の差かと思います。相手の方が1割ほど決定率が高く、こちらの決定率は5割を切っていました。1本1本のシュートをしっかり決めるのが今後の課題となります。

京都大 27-16 北海道大
(前半 12-9、後半 15-7)

 八大戦の折り返しの4日目。この試合を勝って後半戦に流れをつけたい一戦でした。
 京大は前日から相手のキーマンであるセンターと正45には思い通りにプレーさせないこと、オフェンスではサイドにボールを集めることを皆で共有しこの試合に入りました。
 まず序盤、チームの約束通り、素早いパス回しからサイドの佐藤一にボールを集め、京大は着実に点を重ね、前半6分で4ー1となかなかの立ち上がりを見せます。
 しかしここで名古屋大戦でも課題となった警告がかさみ、相手に3連続得点を許してしまいます。 悪い流れを切ったのはここで起用された逆サイド佐藤雅でした。鋭いサイドシュートとポストシュートを立て続けに決め、京大は流れを取り戻します。
ここから依田のカットインとミドルを主体に点を重ね3点リードで前半を折り返します。
 後半戦開始早々、今大会絶好調のエース正木が積極的に攻め、試合の主導権を一気に握ります。また京大の1:5ディフェンスが後半の出だしから見事にはまり、前半7分からの10分間で浅井のポスト、依田のカットイン、その他の速攻で8連続得点を奪い、完全に流れをものにします。この後も相手のミスからの速攻が随所で決まり、後半は15ー7と相手を圧倒し結果27ー16で勝利しました。
この試合で良かった点は前日に決めた約束を徹底できたことです。また点数面でもエース正木だけに頼ることなく点が取れ、ディフェンスも含めてチーム全体で一丸となって勝てた試合でした。
 反省点としては、やはり名古屋大戦同様警告がかさみ、相手に流れを渡してしまう場面があったことです。付け入る隙を与えないような試合運びをしていくことが課題となりました。

京都大 27-17 東北大
(前半 14-6、後半 13-11)

 八大戦初戦、2戦目のゲームをうけ、前半10分過ぎ、後半開始5分ほどで決まってチームの雰囲気が悪くなっていることが課題でした。
 八大戦3試合目にして初めて先制点を挙げることができ、また相手選手に警告が出たこともあり、開始6分、立ち上がりを4-2と京都大がいい形でリードしました。その後しばらくは両チーム、キーパーの好セーブなどが続きスコアが動きませんでした。10分過ぎに相手OFの反則からの速攻で、小島が得点に加え相手の警告も誘うファインプレーを見せました。このプレーを皮切りに試合は一気に京都大側へと傾きました。東北大の広い1-2-3DFを十分に対策していたため、ダブルポストがうまく使え、また相手の逆45のエースにも強く当たれ、4連続得点を含む猛攻をみせた京都大は17分過ぎにはスコアを9-3と6点リードとしました。その後も京都大は今までの流れを断ち切ることなく、3連続得点などもあり、前半を14-6と大きくリードして折り返しました。
 後半に入ると大量リードからの油断からか、相手ミスから速攻を仕掛けるもシュートが枠外に外れたり、パスが乱れたりなどして、7本打って2本しか得点できませんでした。一方で東北大は3連続得点を挙げるなど着々と点差を詰めてきました。後半8分過ぎにタイムアウトをとった後、点差は動かず試合は均衡状態となりました。14分過ぎにはキャプテン佐藤のサイドシュートに始まった5連続得点などで、その後は主導権を譲ることなく、結果27-10で勝利することができました。
 今回のゲームは課題であった失点20点以内に抑えられました。この点では良い内容でしたが、雰囲気が悪い時間帯を中心にミスの数がいまだに多いです。長期的な目標として1部昇格を掲げている以上はミスの少ないゲームをすることが必須であり、パスミス・シュートミスなど、ミスを減らすことがまだ大きな課題であると実感しました。

京都大 22-25 東京大
(前半 12-12、後半 10-13)

 八大戦5試合目は、定期戦で1点に泣いた相手、東京大との試合でした。
 試合開始から両チーム気合の入った攻防で接戦になりましたが、前半3分過ぎから7分近くこちらのシュートが決まらず、その間に相手に3点をとられ追いかける展開となりました。前半14分のタイムアウト明けからは田中のサイドシュート、速攻を中心に得点をかさね、ディフェンスでは前半最後の10分間を2失点におさえるなど、こちらのペースとなり追いつきました。前半終了間際、酒向が反則で退場、相手にペナルティスローを与えるも代わって入ったGK木村がこれを防ぎ、12-12の同点で折り返しました。
 後半は出だしからこちらのミスが増え、相手に3連続得点を許しましたが、後半5分のタイムアウト明けからは相手のミスが増え、後半9分には追いつきました。その後は交互に点をとりあうも後半18分過ぎに再びこちらのミスが増えはじめ、相手の速攻で点をとられ、こちらのシュートは決まらず、引き離されて22-25で負けてしまいました。
 この試合ではミスの多さが勝敗にかなり影響すると改めて実感しました。同点での後半残り15分という大事な時間帯にミスを連発してしまったのが一番の敗因だと思います。日頃からチームの目標としている、「1試合ミス10個以内」を再確認し、今後もミスの削減を課題としていきたいと思います。

京都大 28-14 神戸大
(前半 14-6、後半 14-8)

 八大戦6戦目は大会も終わりに差しかかり疲労も溜まってきている中でのゲームでした。また次の秋リーグにむけてのモチベーションを高めるという意味でも負けられない一戦でした。
 前半開始12分の神戸大のタイムアウトまでは、京都大國吉の好セーブなども続き、6-1と、立ち上がりから京都大ペースで試合が始まりました。その後も京都大のワンサイドゲームは続き、神戸大のシュートが枠外に外れなかなか入らなかったこともあり、相手に連続得点すら許さず、前半を14-6と大きくリードして折り返しました。
 後半に入ると、前半とはうって変わり今度は京都大のシュートが枠外に外れ始めました。その隙に付け込んだ神戸大は3連続得点などで点差を縮めました。しかしここからも、また國吉のファインセーブが続き神戸大の得点が止まりました。キーパーからのルーズボールをほとんどキープできた京都大は、相手シューターが戻る前にすぐに速攻を仕掛け、数的優位の状態をつくり出し得点を重ねていきました。後半10分から10分間は神戸大に得点を許さず、一方で京都大は7連続得点などをあげ、結果28-14で大勝しました。
 今回のゲームではシュート決定率の低さが目立ちました。実際今回の試合ではシュート決定率は56%ととても低い数字でした。試合が均衡している状況や、大事な場面のノーマークシュートなどの場合に、このシュート決定率では勝てる試合も負けてしまいます。もっとシュートを丁寧に、確実にしていくことが課題だと、改めて感じました。

京都大 22-23 九州大
(前半 14-13、後半 8-10)

 八大戦最終日。相手は昨年優勝の九州大でしたが勝てば総合順位で3位が見えるという試合でした。
前半開始早々いきなり九州大の個人技に圧倒され3連取を許してしまいます。対する京大は正木のカットイン、浅井のポストで得点するも相手の鋭い1:1を守りきれず、序盤は九州大を追いかける展開でゲームが始まります。ゲームが動いたのは前半17分、浅井のポストプレーに対し相手が一発退場。この7mスローを酒向が確実に決め、一気に追い上げムードが出来上がります。相手が5人なところをシンプルに攻め、田中の速攻と2本連続の正木の鋭いカットインが決まり、前半20分ついに逆転します。ここからディフェンスが機能し出し、相手に思うようなボール回しをさせず、守ってはキーパー國吉がファインセーブを連発しました。そして終了間際に酒向のロングシュートが決まり、14-13と1点リードで前半が終了しました。
 後半、九州大はエース正木にマンツーマンディフェンスをしかけてきました。先制点こそ相手に奪われるものの、すぐさま浅井のポスト、酒向の速攻で2連取し逆転に成功します。しかしそれぞれの個人能力の高い九州大の1:1でズルズルと点を決められ、後半17分には3点のビハインドとなってしまいます。しかし、ここで田中が狭い角度のサイドシュートを2本連続で決め、正木のカットイン、小島の速攻で4連続得点し再度逆転に成功します。
 お互いミスの多い時間が続くもキーパー國吉がまたもファインセーブをみせ、一進一退のゲーム展開で流れを相手に渡しません。
しかし残り時間2分、1点リードの状況で、相手の速攻に浅井が触れてしまい退場となり、7mを決められ同点にされます。数的不利な状況で相手のエースを止めきれず、決勝点を取られ22ー23で惜しくも敗れてしまいました。
この試合、流れが悪い時間もありましたが、ギリギリまで粘り流れを引き寄せることが出来た場面が何度もありました。しかし最後の最後で勝ちきれない京大の弱さが出てしまったように思います。秋リーグではこのような接戦は絶対ものにできるように精進していきたいと思います。
 最後になりましたが、お忙しい中わざわざ会場まで駆けつけていただいたOBの方々、本当にありがとうございました。大会は決して十分満足のいく結果とはなりませんでしたが、チーム・個人の課題が見い出せたと思います。この経験を糧に秋リーグでは最高の結果を残せるよう、練習に励んでいきたいと思います。